2021年4月15日
こんばんは!uminoyadokariスタッフ古田です。
1995年、奄美大島の海底でダイバーが謎の模様を発見しました。
砂で出来た直径約2メートルの幾何学模様です。
初夏の半月の頃に忽然と現れて、いつの間にか消える...
これは何なのか???
謎が謎を呼び、いつしか「海底のミステリーサークル」と呼ばれるようになりました。
2011年、水中写真家の大方洋二さんがついにその作者を発見したのです!
なんと、体長わずか10㎝のフグだったのです。
その新種のフグは、「アマミホシゾラフグ」という素敵な名前に名付けられました。
サークルの中央部分に、このフグの卵が産み付けられていたことから、この幾何学模様はメスをおびき寄せるための産卵床であることも解りました。
アマミホシゾラフグが産卵床を作るのは繁殖期だけです。
3月中旬から7月中旬くらいまで。
まさに今です!!
世界中で奄美大島でしか見る事の出来ないこの美しいミステリーサークルを、是非多くの方々に見て欲しいと思います。
それではまた明日(^^)/